カウンセリングで、臨床発達心理士は何をしてくれる?
こんばんは。
心理士の風間恵美子です。
「臨床発達心理士」あまり聞きなれない資格と思います。
何をするのかを一言でいうと
丁寧に、発達を見ていき、生涯にわたって変化していく可能性見ていきます。
カウンセリングで、臨床発達心理士が小さい子にできること
- 子どもの気持ちの代弁
- 親の気持ちの理解
- 親子の関係、友人関係を一緒に考える
- 問題解決について話合う
- 今だけではなく予防的に関わる
カウンセリングで、これをしようとしています。
特に子どもは、口が達者で説明ができているようでも
気持ちが言葉にならないことが多いです。
たとえば、
揺れているカーテンのところに行った4歳児に
「どうして動くんだ! 理由を言ってみろ」と怒っても
子どもは答えようがないのです。
ただ単に気になっていただけだとしても説明できないでしょう。
これ一回でいきなりADHD? となりません。
動く前に、大人から言い聞かせられていたのか?
親は「約束したでしょ」と正義やしつけを主張していても
子どもの言葉の理解力はどうか?
探偵ではないですが、
いろいろな状況をみていきます。
発達の特徴も注意深くみていきます。
それは、発達障害をみつけるためではありません。
子どもを理解するためです。
そのなかで、可能性のひとつに発達障害が浮かぶこともあります。