札幌 カウンセリング 臨床心理士による心理相談室しんふぉに~
札幌で、臨床心理士、公認心理師、臨床発達心理士がカウンセリングを行う心理相談室です。
こころに関わることを丁寧に話合い、本来のあなたの力が出せるようにサポートしています。
相談室の特徴
カウンセリングについて
カウンセリングで何を話すのか
つらかったことが忘れられない、人との関係(HSP)、家族との関わりや子育て、大人の発達障害、不安や緊張など、こころに関わることを幅広く話し合います。

「しんふぉに~」という言葉には
゛syn:一緒に” ゛phon:響く”という意味があります。
「あなたらしさが自然に現れるようなサポート」を目指しています。
うまく話そうとしなくても、いま、言葉になることだけで十分です。
「これまでだれにも話せなかったことを初めて話せた」という方も多くいますが、話さない自由もあります。言葉にならない思いもあります。
無理せず、これからの見通し、困りごとの対処法、心理療法的なアプローチが向いているかも一緒に考えます。
発達障害やグレーゾーンの相談について
発達障害に関して、情報はあふれていますが、一人として同じ感覚、同じ困りの方はおられません。
診断の有無に関わらず、ご本人の感じ方、ご家族の思いを知ることからはじめます。
環境や日常生活が少しでも過ごしやすくなるような話合い、
いままでの傷つきを和らげる方法も相談していきます。
ご本人だけでなく、ご家族からの相談が多くあります。
カウンセリングの利用者
さまざまな背景の方が来られています。
体調を崩して相談にくる方もおられ、真面目な人、正直な人、努力を続けている人が多いと私は感じています。
具体的には
・不調をまわりに気付かれたくないので、普通に生活をこなしているが限界かもしれない。
・クスリを飲むのが不安で、調子はよくないが、病院に行くのにためらいがある。
・ギリギリまで我慢しているけれど、結局トラブルを起こしてしまい責められている。
・もう疲れてしまって、何もする気になれない。
・何を話そうとしているのかまとまらないが、たぶん苦しいのだと思う
このような方々が多く利用しています。
相談できる年齢
おおむね10歳以上の方(言葉でやり取りができる方)からの相談を受付けています。
カウンセリング場所
特定のオフィスではなく、JR札幌駅・地下鉄バスセンター駅近くの、安心してお話ができるレンタルルームを利用しています。
☆1.
JR札幌駅北口から徒歩3分、分かりやすいホテル貸し会議室

☆2.
札幌駅北口から徒歩6分のレンタルルーム


☆3.
地下鉄バスセンター駅から徒歩5分のレンタルルーム
※どの部屋も、建物には、防犯カメラが設置してあります。
安心しておいでください。
(建物の管理者は、その撮影データを一定期間保存します。撮影した映像を目的外に使用しません。)
連絡先
電話での対応は、安全上の理由から控えていますが、すぐに連絡をしたい方は問合せ 、LINE友だちのチャットをご利用ください。
申込みからカウンセリングまで
①「予約をする」から申し込みます。
② 自動の受付メールが届きます。
③ メールで、時間とカウンセリング場所の調整をします。

カウンセリングの流れ
①5~10分
カウンセリング説明
②80分
カウンセリング
③5~10分
今後の説明
初回は、終わるまで1時間40分ぐらいです。
カウンセリングのプランと料金
初回カウンセリング
・こころサポートプラン
カウンセリングを受けたいと気になっている方を支えるプランです。
まず、試してみてはいかがでしょう。
80分 通常8000円→2,000円【月に5名さま】限定
(このプランに伴い、いままでの初回30分無料でのカウンセリング体験は終了)
緊張しやすい方、未成年の方など、あなたの希望があれば、どなたかがカウンセリングに付添うことができます。予約時にお知らせください。
病院に通院されている方は、主治医にカウンセリングの許可をいただいてください。
状態によっては、カウンセリングをすることで、症状が不安定になることがあるからです。
㊟希死念慮を含め、命に関わる症状や不安定な様子があるときは、カウンセリングをしないで、医療機関の受診を勧めることがあります🙇
対面の料金は、当日おつりのないようにご持参ください。
オンラインの場合、前日までに手数料ご負担で、振込みをお願いします。
2回目からのカウンセリング
60分(1カ月のメール見守り付)→8000円。
初回のカウンセリングを試した後、続けたい方は、
目的に合わせ、1カ月あたり3500円~12000円のプランがあります。
初回カウンセリング終了後にご案内します。
(詳細は、お問い合わせください)
料金の減免について
当相談室では料金の減免制度があります。
最近の北海道の経済状況のなか、心のサポートが必要なのに、あきらめないでよいように…という思いからです。
たとえば、
・生活やお仕事の状況により、しばらくのあいだ支払いが難しい方。
・失業や休職、災害など、急に生活が大きく変わった方。
・学生の方、ひとり親家庭の方。
減免できる枠には限りがありますが、このような状況の方には、具体的な減免額や期間など、個別に相談しながら、できる範囲ではありますが、一緒に無理のない形を考えていきます。
ご希望の方は、ご相談ください。
開室日・開室時間
月曜、火曜、金曜 10時~20時
木曜、土曜 10時~13時
日曜、祭日 閉室
出張、研修などのため、不定期で閉室になることがあります。

10月24日現在の予定です(変更になる場合があります)。
相談者の感想
40代女性 Aさん: 『子どもが学校に行けなくなったとき…』
とても穏やかで優しい雰囲気だったので、安心して相談できました。
そしてどうしたら良いかを一緒に考えてくれました。
私が一番つらいときに一緒に歩いてくださったおかげで母子共に乗り越えることができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
50代女性 Bさん:『それでも生きていかなければならない』
大病を患い、そうなるまでの過程が色々有りすぎて…。
それでも生きて行かなければならないこと、お話しを聞いていただきながら心を整理して、現実から逃げずにここまで来ることができました。
私の心の不安を共有していただけたように思い、固定観念にとらわれない、私の思いを整理してくださるような時間をいただきありがとうございます。
50代女性 Cさん:『心が浄化された』
日頃の生活に悩みがあったため軽い気持ちで受けてみました。
想像もしていない形で心が浄化されていきました。自分の心がこんなに疲れているとは知りませんでした。
私には、プロのカウンセリングが必要だったんだと今回初めて知りました。
女性 Ⅾさん:『いま、あれこれ悩まされていない自分がいる』
自分自身の本心はどんなふうに感じているのかを分析出来たように感じています。
また、否定されず受け入れられ、リラックスし安心して話せた印象です。
いま、選ぼうとしていることに対して、
あれこれ悩まされていない自分があり、
本当に静かに過ごしています。
私にとっては、カウンセリングは、
必要で大事な時間だと感じています。
女性 Eさん:『自分のキャパでいこうと思った』
カウンセリングでは、こころの変化や状態によって身体にも影響があることを、感じる時間をもてました。
自分の行いに自信がもてないたくさんの場面で、その時々に励まされ、気持ちと心身が軽くなりました。
そして「深刻になりすぎず、今のしあわせを味わおう」
「自分を悪く思わずに、自分のキャパでいこう」と思いました。
どんな私でも受け入れてもらえるだろうと安心していました。
男性 Aさん: 『自分の感覚は間違っていない』
「人との関わりに関してのみ、大きな壁があるように見える」と言われたのがきっかけでカウンセリングを受けてみようと思いました。
カウンセリングでは、緊張を解す呼吸法が特に印象に残っています。
また、職場の人間関係の話を聞いてもらい、自分の感覚が間違ってないと感じ安心できました。
話をじっくり聞いてもらえて良かったと思います。
女性 Fさん:『わたしの正直な気持ちを否定しなくてもいいと思えた』
カウンセリングを受けてみようと思ったのは、カウンセリングを体験したかったことと、 モヤっとすることが増えていて、それをどう処理していいか分からなかったからです。
話してみて「わたしの正直な気持ち、否定しなくていい」と思いました。
カウンセリングを終えて、絡まっている自分の問題が、まだ、たくさんあると感じているところです。

アンケートにご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。一部分を抜粋しました。全文は相談者の感想からご覧いただけます。
問題はすぐに変わらなくても、安定感がじわじわ増えていくのは、カウンセリングの効果の一つです。
また、気付きは、あなたの悟りでもあり、静かに適応力が身についていきます。
カウンセラーの紹介

カウンセラーはこんな人
はじめまして。心理士の風間恵美子です。
わたしが、心理に関心を持つようになった経緯を少しお伝えします。
わたしは、口数が少なく、手がかからない子どもだったそうです。
緊張する場面では指しゃぶりをし、小学校低学年まで場面緘黙。その後は吃音になり、今もたまに出ることがあります。
両親は働き者で、悪い親ではないのですが、今思うと、機能不全家族で、情緒的ネグレクト状態でした。そのためか、愛着問題を抱えている人にありがちな、相手の望み通りにしたくなるところや境界線のもろさがあります。
そんなわたしが結婚し、授かった子どもたちは、それぞれ違ったタイプの通じなさがありました。
なんとかしようと調べ、末の子のとき、森の中で自然と親しみ、コミュニティーを大切にする親子が育つ幼稚園に出会い、通いました。
そのころ、上の子は小学3年生になり、急にトラブルが増えていました。相談に行くと、いつも最後に家族の対応の足りな指摘されていました。
人間関係の難しさも表面化していました。悔しさや苦しさ、むなしさ、先の見えなさがありました。心理士を目指したのは、このころで、40歳位でした。
その後、子どもたちは学校に行けなくなり、夫の後押しで、思い切って母子で山村留学に行きました。
そこは、小さな、深いコミュニティ。
ごまかしがきかず、子どもたちは自分と向き合うことになりました。
一方、わたしは、この地に住み続けてきた人や、流れ着いた人たちの、さまざまな生き方を知りました。
人の生臭さ、隠せない欲も自然なことと捉えるようになっていました。この2年たらずで、子どもたちとわたしは、大きく変わりました。
札幌に戻ってから、珠算教室で働きました。
視点が変わっていたわたしは、そこで、出会った子どもたちの成長を見て、よい意味でのしたたかな賢さ、柔軟なたくましさが、社会集団で生きていく力なのだと感じました。
山村留学のころから学んでいた放送大学を卒業、末の子が中学を卒業するとき、大学院を修了しました。
その後、札幌市教育委員会特別支援教育巡回相談員として、少なくても2500回以上学級を参観し、1万回以上サポート方法を話し合ってきました。
クラスを参観していると、わざとではないのに、もめごとを起こす子、気持ちを抑えていることに気付いていない子、助けを求められない子など、さまざまです。
また、純粋にこどもに向き合いつつも心身の不調に苦しむ教師、集団だからこそ起きるうねりのようなできごとに戸惑う教師にも出会いました。
心理士として、力のなさを痛感しつつ、訪問先の方々と一緒に子どもたちをサポートしてきました。
親としてのわたしは、扱いにくいタイプだったと思います。それが、先生の思いを知るようになりました。
気付くと、かつての悔しさや苦しさは、薄れていました。
そして、心理療法の訓練をし、自分のために心理療法を受けるなか、確実に自分を知り、傷を認めるようになりました。
自身にも相手にも、変えようとするのではなく、受入れ、傷を癒し、理解が増えることで、静かな平安が増えていきました。
現在は、精神科クリニックで、こどもからシルバー世代の方々まで、カウンセリング、心理療法を担当しています。
資格・学会・講師
資格
・臨床心理士
・臨床発達心理士
・公認心理師
所属学会
・日本心理臨床学会
・日本臨床発達心理士会
・日本自律訓練学会
講師経験
・北海道大学CoSTEP講師
・札幌市立小中学校 校内研修講師
・北海道立紋別高等看護学院 非常勤講師
カウンセラーの願い
現在の困り、問題であっても、幼少期からのできごとや、無意識に押し込めていたことの影響を受けている場合があります。
また、元気に過ごしているようでいて、何かを抱えていることがあります。
『不調があふれ出す前に、もっと早い段階で気軽につながれないだろうか』
『病院に行かない人や行けない人とと出会えないだろうか』
『心理療法がもっと身近なものにならないだろうか』
これが、心理相談室を開室した理由の一つです。
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試しに一度いらしてみませんか。あなたのペースに合わせて、はじめられます。