自閉スペクトラム症(ASD)の方のカウンセリング①

自閉スペクトラム症
こんばんわ
心理師の風間恵美子です。
いきなりですが、ASDの方はカウンセリングをしたいと思うでしょうか?
「別にいい」とか「そんな意味のないことしない」って言いそうな気が…。
ある意味その通りで、困っていなければ、カウンセリングに興味を示さないかもしれません。
ポイントは、いかにしてASDの方にとって自分ごとになるかです。
実際、周りをイライラさせているのに、ご本人は、なんの問題も感じていないことが多くあります。
このままではやっていけないくらいご家族や周囲の方が追い詰められることもあります。 
当然、まわりは、何が問題なのかを分からせたくなります。
でも、問題と感じる基準が違うので、説明しようとするほど、深みにはまりやすいです。
だからといって、何もしないわけにはいかないし…
そんなときは、とりあえず、
ASDの方が「周りの人が困っている事実」について困った! と思える かです。
ASDの方がご主人なら、「○○が起きてから、元気がでなくて、夜ご飯を作れない」とか、
ASDの方がお子さんなら「○○のことを考えて、ゲームソフトを買う時期を遅らせる」とか。
周りが困っていることで、ご自身がいつも通りの生活をおくれなくなったと分かれば、
それについて一緒に考えることができます。

ASDの方は言葉通りに、合理的に考えているので、あっさり態度が変わることがあります。
言葉遊びみたいですが、このように軽く対応するのもひとつのやり方です!
次回、続きを書きます。
読んでいただきありがとうございます。

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