やりたいことが見つからない

広い海に浮かぶ船の写真。やりたいことを見つけようとするのは海にいるようなもの。 自己理解
広い海に浮かぶ船

こんばんは。
心理士の風間恵美子です。

特に悩んでいるわけではないけれど、
くすぶっているような感じがある。
まわりの人が充実しているように見える。

「わたし、このままでいいのかな、人生これでよかったのかな」
「これから何をしていこうかな」

こんなふうに考えることはありませんか。

やりたことってなんだろう

進路を決めたい、
転職したい、
起業したい、
モチベーションをあげたいなど
自分のやりたいことをみつけたくなるのは、本能的なもののように思えます。

やりたいことを探すためにしたこと

 たぶん、やりたいことを見つけるために、何かをしたことがありますよね

たとえば

  • 以前好きだったことをやってみようとした
  • 興味のありそうなことをリストアップした
  • やりたくないことをリストアップした

そして何かをやってみたけれど、
夢中になれるわけではなく…
自分に対して、また、同じ質問をしていることがあるかもしれません。

認知的不協和理論

やりたいことが見つからない人の中に、
集中してできるものでないと、
やりたいこととして認められないと思っていることがあります。

具体的には、「やりたいことをしていると生活が楽しくなる」など
「〇〇であるべき、〇〇となっているはず」と決めつけがあり、それ以外は認められない

また、自分の考えと行動(現実)の間のずれが大きくて、これをやりたいこととと認められない

これは認知的不協和とよばれています

この状態は不安定で気持ちのよいものではなく、
不安は地味に高止まりします。

もともと、心身はバランスのとれた状態に戻りたがります。
この気持ち悪さは、行動のきっかけになりますが、焦りにもつながります。

もし、この不協和に気付いているとしたら、
いま、まっすぐご自身をみつめています。

やりたいことがないのは、悪いことではありません。
なにかをやりたいと思っていること自体、エネルギーがあります

やりたいことを探す前に、楽しい気持ちに敏感になる

もっているエネルギーで、ちょっと自分にきいてみてほしいのです。

本当はやりたいことがあるのに、考える前からあきらめていませんか。
すぐに結果をだそうとして、失敗することを恐れすぎていませんか。

そうして、ゆっくり、ゆっくり、ご自身をみつめてみます。

毎日の生活で感謝できることはあるでしょうか。

みつけようとするのではなく、こころの動きに敏感になってみます。
ゆっくり息をすってみます。
いつもより時間にゆとりをもってゆっくり歩いてみます。

なにが目に入ってきますか。
ふと何かに目をとめたくなるでしょうか。
こころが何かを感じているでしょうか。

いまに目を向ける

いま、どこにいますか。
足のうらは、どこの上にありますか。
何を感じていますか。

いま、しようとしていることはなんですか。
いま、できることはなんですか。

自分にしっかり目をむけていきます。
他の人と比べる必要はなくなります。

エネルギーのある人たちと出会う確率が高くなります
好循環! 

と、すぐにいかないかもしれません。
こういうとき、カウンセリングを受けてほしいです。
カウンセリングはオーダーメイドです。
あなたに合わせて、
いまに目を向けていきます。

読んでいただきありがとうございました!

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