こんばんわ
心理師の風間恵美子です。
前回
- 怒ってしまう自分を責めず丁寧にあつかう
- ため過ぎないで、いかに少しずつ出していけるか
を紹介しました。
その続きです。
ある人が、怒ってしまう自分をみつめ、何にイラついているのか思い起こすと
- 人が効率悪いことをしているから
- 自分が大切にしている考えを雑に扱うから
- 自分の指示したた通りにしないから
- 自分のやっていることを邪魔するから
など、次々でてきました。(※このエピソードは内容を変えています)
この方の奥さんが話してくれたのは
「自分より先に、奥さんが、ごはんを食べ始めたからと、いきなり3週間、まったく話をしなくなったが、意地悪ではないらしい。」
この方は
人は、自分の思うようにするのが当たり前と思っているのかもしれません。
そうなると
確かにイライラする気持ちがわかるような気がします。
とはいえ、怒った理由に
「こんなことで怒ってるの?」ってあきれてしまうかもしれません。
でも、ご本人にとっては、
ご自身の何かが崩れるくらい大きいことだったようです。
- 自分と人の区別がついていない
- 人に任せられない
- 人を信用していない
ということにも気づきました。
そうすると
表面的な怒りのコントロール
自分をみつめる
怒りを小出しにする
ことに加えて
ものごとのとらえ方、考え方を話し合うことが大切になる場合があるということです。
さらに、
人よりも怒りを感じやすい方
怒りのあとに報復をする方
過去のことと結びついて怒りが倍増する方
など、それぞれですし
きっかり分かれているわけでもなく
怒りをなんとかしようと思わない方もおられます。
なんだか、わかりにくい話になってしまいました。
お伝えしたいことは
アンガーマネージメントで片付かない場合も多いということです。
ひとり、ひとり個別な存在ですから。
読んでいただきありがとうございました。
怒りっぽいのをなんとかしたい①
怒りをコントロールしようとするのは、いいけれど、人にはいろいろな感情があります。無理にコントロールしようとすると、我慢しているうち、ちょっとしたことで爆発すするこありませんか?