こんばんは。
心理士の風間です。
「ちょっとしたことなのに、こんなに気持ちが下がるなんて…。」
そして、気持ちが下がったという事実に対して、さらに落ち込む。
…というようなこと、ありませんか?
HSPという言葉で片づけずにみていきます。
その人の奥深くに自信のなさがある人もいますが
周りから見て、すぐに、落込みやすい人と分かることもありますが
そこそこできる人の中にも、まぎれています。
今回は、このまぎれている人たちについて考えてみます。
なんでもできそうな気がする
「自分はできる」と思えて
アイデアが次々浮かぶびます。
でも続かない人がいます。
落込みを引きずるとき
できると思えたのに、
ちょっとしたことで人知れず落ち込み、地味に引きずります。
波のようにうれしい気持ちが強くなり、それがすーっと引いていくのです。
といっても、生活のなかでやりにくくなるところまではいきません。
気持ちの変化が激しいことの影響
波は、自分でコントロールしにくいです。
当然、先のことを不安に思いやすいです。
いくつか例をあげます。
(不安なときの行動は、人によって真逆になることがあります)
- やる前に理由を付けてあきらめる
- 失敗をおそれてやらない
- 考えすぎる(あえて考えないようにする)
- 必要以上に自分のせいにする(自分を大きくみせる)
通常の知的能力があるなら
たぶん、落ち込みを見抜かれないようにしていると思います。
それは、ずるさではなく、身の守り。
なかには、
特別必要ではないのに、手あたり次第資格をとり続ける人がいます。
かなりのお金があるのに、たりないとしか思えない人もいます。
とにかく、いろんなことを、これでいいと思いにくくなります。
安心を得られる行動をする
そこそこできる隠れた自信のない人は、
自信のなさを指摘されてもピンとこない方が多いです。
そりゃそうですよね。
意識せず、隠しているくらいですから。
ちょっとずつ気付いて、自信のなさを優しく受け止めていくと
その影響はうすくなります。
ということは、
自信のないことの影響ではなく、
自信のなさを受け入れないことによる影響ってことかもしれません。
ささいなことが気になっていても
HSPではなく
自然な感情と行動だと思います。
これは私見です。