ちょっとしたことなのにダメージが続く②

こんばんは。
心理士の風間です。

引続き「ちょっとしたことなのにダメージが大きい」についてです。

これは、無数にダメージを受ける理由があります。
ここでも、そのうちのひとつを
HSPという言葉で片づけずに考えていきます

ダメージをうけやすいのはなぜか

ふりかえってみて、こんな特徴がある方はいませんか?

  • 人との関係性を大事にできない。
  • ふりかえると、失礼なことばかりしてきている。
  • 人あたりは悪くないので好かれていたが、仲良くなりきれない。
  • 自分は傷つきやすいのに、人の気持ちが分かっていなくて人を傷つける。
  • 自分の考えを、すぐ人にゆずる。
  • 疎外感はあっても、あえて人を求めない。
  • 執着がうすく、いさぎよいと思われる。

発達障害のようでちょっと違い、
HSPとも違う、
愛着が弱いというのが近いかもしれないです。

特に生活で困るわけではない人です。

自分のことを大切にすることがよくわかっていない。
築いていたつながりを実感していないので、切ることに躊躇がありません。

切れたあとで、つながりを切ったことに気が付きます。

もしかすると、自分に価値がないと奥底で思っていて、
自分を大切にできていないのかもしれません。

ダメージを受けやすい人の助けかた

本人は、人を避けていないけれど
人との距離があって関係を築いていけません。

これは、近くの人が気付いて
楽に人と関係を築くコツを伝えるといいかもしれません。
(相手が望んでいなければ、うとまれるので、事前の話し合いが必要です)

たとえば
「そこは、丁寧に理由を話したらいいよ」
「相手が忙しそうとか思わなくていいから、挨拶しておいで」
「声をかけると相手はうれしいんだよ」
など、まるで、発達障害の対応のようです。

困りはないけれど回り道の人生

小さいときに、助けてもらったことがないのかもしれません。

コミュニケーションをとれないわけではないけれど、つながっていけない。

自分を大切な人だと思わないことが普通になっているから、特に問題意識がない。

最初から自分が満たされることを望んでいない。
あきらめるという感情が湧かないくらい、自分を優先しない。

でも、日ごろ、
「ちょっとしたこと」でもダメージになる。

紙一重のところで自分を保っている。

なんの名前もつかないけれど、やりにくさがある人、まわりにいませんか?
自分の可愛がり方がわかると、幸せ感が増える人です。

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